第1話 恐竜はビタミン不足

  第2話 さば街道 


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25.Dec.1996
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16.Mar.1997
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20.May. 2008
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ここでは、ノンジャンルな話題を、
いわゆるエッセイ風に、
勝手気ままに綴って行きたいと思います。

投稿エッセイも募集しています。
おもしろい話題をお持ちの方は、
下記メール宛て、投稿して下さい。


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  第1話 恐竜はビタミン不足 
いわゆる、白亜期から第三期に移行する時点で、多くの恐竜が絶滅したと言われていますが、その原因について、疫病流行説、氷河期到来説、火山爆発説、いん石衝突説等、いろいろ言われています。このナゾは、証拠となるべきものが発見されていないこともあって、我々、素人でも想像力を働かせられる余地を残した、ロマンティックなミステリーと言えます。そこで今回は、第1回目と言うこともあり、このミステリーに関するお話を。

火山の爆発やいん石の衝突で、粉塵が地球を覆い、地球の環境を変えたと言う話はよく聞きます。しかし、これだけでは、恐竜絶滅の理由になりません。壊滅的な環境破壊は、恐竜だけでなく、ほかの動物にも影響を及ぼしたはずです。生き残った子孫が、こうしてインターネットをしているのは、何らかの理由があるはずです。
恐竜をはじめ、当時の世界で隆盛を極めていた動物が、選択的に絶滅したのは、他に内的な要因があったと考えられます。

そこで、今、有力視されている説に、ビタミンDの生成不足による代謝障害があります。爬虫類を飼ったことのある人なら、ピンと来たと思いますが、テラリウムで爬虫類を飼うとき、紫外線灯は必需品です。多くの爬虫類は、紫外線無しでは生きていけないのです。紫外線は爬虫類の体内で、ビタミンDの生成を促します。当時、我が世の春を謳歌していた恐竜たちは、十分な太陽光を浴びていたものと思われます。一方、原始哺乳類や小型爬虫類は、恐竜から身を隠すため、暗い場所や夜に行動していました。

そこに、環境変化が訪れた訳です。すなわち、環境変化による紫外線の強度不足が、当時、”日なた”の生活をしていた恐竜を滅ぼし、”日陰”者の原始哺乳類や小型爬虫類を、生き延びさせたのではないかと言うのが、この説です。

これって、少し前まで”オタク”と呼ばれていた”日陰者”のパソコンマニアが、インターネットとかマルチメディアと言った環境の変化で、急に、”日の目”を見るようになったのに似てません ?。

ところで、パソコンやインターネットで遊んでいるあなた、たまには、日の当たるところへ出て、紫外線を浴びないと、・・・・。


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  第2話 さば街道 
現在の福井県小浜市から、滋賀県の今津町に抜ける国道303号線に入り、途中から367号線に乗り換えて、大原を経て京都に至る道は、昔、”さば街道”と呼ばれていました。 その日取れた魚介類を、この道を通って送られていたことに由来するそうです。現在は、京阪神から若狭に抜ける道として、夏場の海水浴シーズンには、渋滞の多い道でもあります。

さば街道”呼ばれるだけあって、今でも、小浜の商店街(市場)を歩くと、生きのいいさばが、店頭に並んでいます。
そんな中で、私のお勧めが、”焼きさば”です。ここで売られている”焼きさば”は、スーパーで売られている様なものではなく、4、50cmほどのさばを、そのまま、頭から竹串に刺して、赤く熱した鉄板の輻射熱を使って焼いています。
食べるときは、竹串を抜いて、大皿にのせ、酢と醤油をジャブジャブとかけて、いただきます。(酢と醤油の割合は、いわゆる二杯酢の割合です。)中まで火が通っており、脂っこくなく、美味しいこと請け合いです。

話は変わりますが、私の田舎は、滋賀県の湖北地方ですが、この地方には”さば寿司”なる食べ物があります。いわゆる滋賀の名産(?)ふな寿司のさばバージョンで、若狭と近江の食文化のフュージョンというべき食べ物です。
作り方は、背割りして、骨と内臓を取り、きつく塩をして、軽い重しで2日ほど漬け込みます。漬け込んだら、おにぎり程度の塩をきかせたご飯を、開いた背から詰め込みます。この時、ご飯にサンショを混ぜるとさらに美味しくなります。ご飯を詰めたら、樽に詰め、重い重しをして、上から塩水を入れます。塩水は、外気を遮断する役割をします。塩水が中に入らないよう、重しは、きつくする必要があります。しばらくすると、オリが浮いてきますので、こまめに塩水を替えます。こうして2ヶ月程漬け込んで、出来上がりです。(と言っても、素人は真似しないで下さい。材料を腐らすか、お腹をこわすのが関の山です。)
少し生臭くはありますが、慣れると結構はまる味です。

大衆魚であるさばは、各地で、いろいろな食べ方があると思います。これぞ!っと言う料理が有りましたら、メールしてください。


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