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25.Dec.1996
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01.Feb.1997
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16.Mar.1997
1st update.
20.May. 2008
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パソコンの利用

このページを、開いて頂いたと言う事は、本人か患者の介護者が、既にパソコンを使っていると言うことなので、敢えて、ここで述べるまでもありませんが、パソコンは、患者にとって、便利な道具だと思います。
もし、あなたが、患者本人でなく、患者の介護者なら、患者の病気の浅いうちに、パソコンの使い方を、患者に教えられることを、お勧めします。
  • コミュニケーション

球麻痺症状が出ますと、言葉が話せなくなります。手が動く間は、筆談もできますが、やがて、ペンも握りにくくなります。
パソコンのキーボードの場合、押さえるだけですから、筆談が出来なくなっても、”筆記用具”として使えます。また、筆談ですと、相手に読んでもらうため、自分の後ろに回ってもらうか、書いた紙を、相手が読めるように、回さなければなりません。しかし、パソコンですと、表示画面が直角に立っているので、より広い角度から、読むことが出来ます。
また、入力した文章を、機械の声で読み上げるソフト(私はドキュメント・トーカーというソフトを使っています)もあり、画面の見えないところ(電話もその一例)にいる介護者とも、コミュニケーションが取れます。
  • 電話、Fax


パソコンに、モデムを付けて、電話回線に接続すると、パソコンで作成した文章を、Faxとして送れます。また、マイクと、上記読み上げソフトを付けると、電話での会話も可能になります。(言葉をキー入力する分、応答は遅くなりますが。)
Faxの場合、紙を挿入したり、ボタンを押す作業が、マウス操作だけで済みますから、指の力が落ちてきても、自分で送信出来ます。

  • インターネット、パソコン通信


ALSの患者はもとより、同じように、体に障害を持つものにとって、インターネットやパソコン通信の世界は、その障害を、余り気にしないで済む世界と言えます。


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